やまがたゆきみらい推進機構
平成21年度第2回「雪サロン」を開催しました
【やまがたゆきみらい「雪サロン」】
今年度2回目となる雪サロンが平成21年9月30日(水)の午後3時から、村山総合支庁本庁舎の602会議室で開催されました。「融雪機器の上手な利用と技術の向上について」をテーマにして、34名の参加者が議論を交わしました。以下は雪サロンの様子を報告します。
1.会員スピーチ
最初に、やまがたゆきみらい推進機構会員の融雪メーカー5社から協力をいただき、会員スピーチを行いました。パンフレットやディスプレイを使いながら、自社製品の紹介のみならず、融雪機器の適切な使用方法や環境重視の融雪技術、今後の技術開発の方向性などが紹介されました。
【会員スピーチ:発表順】
- 株式会社カゲサワ 代表取締役 影澤照也氏
- 株式会社後藤電子 融雪事業部主任 秋田直樹氏
- 株式会社サン・エコ 代表取締役 佐藤正興氏
- 株式会社大仁 代表取締役 横井睦氏
- 日本地下水開発株式会社 企画開発部長 堀野義人氏
2.意見交換会
会員スピーチ終了後、山形大学大学院理工学研究科の東山禎夫教授(やまがたゆきみらい推進機構運営幹事長、宅地内雪部会長)のコーディネートで、意見交換会に移りました。
意見交換会では、融雪機器の耐用年数やイニシャルコスト、豪雪地域での施工実績、融雪システムと環境との関連などについての質問が多く出されました。また、ユーザーの方からは融雪機器を導入するきっかけや、導入後の快適さなどが披露され、高齢者や健康に不安がある方には非常に有効だが、普及を促進するには補助金など行政サイドの働きかけも必要との意見も出されました。
意見交換会では、融雪機器の耐用年数やイニシャルコスト、豪雪地域での施工実績、融雪システムと環境との関連などについての質問が多く出されました。また、ユーザーの方からは融雪機器を導入するきっかけや、導入後の快適さなどが披露され、高齢者や健康に不安がある方には非常に有効だが、普及を促進するには補助金など行政サイドの働きかけも必要との意見も出されました。
コーディネーターからは「今回は雪処理の中でもハードについて議論したが、次回はソフトについて取り上げたい。除雪車が置いていった雪をどうするのか?自助・公助・共助、ボランティアの形が今後の課題。単純にハードがあれば解決する問題ではない。また、環境の問題も避けて通れないが、雪国ではどうしても熱源が必要で、力任せの雪処理も考えなくてはならない。(要旨)」とまとめていただきました。