ゆきみらいトピックス

 

平成22年度
第2回やまがたゆきみらいシンポジウム
の開催について
〜 雪と生きる・雪を活かす 産学官民連携シンポジウム 〜 
<地域のエネルギー自給を目指した雪冷熱の利活用について>
 

1.目的

明治時代の都道府県別人口ランキングでは、新潟県が1位で東京都は4位、大阪府は6位だった。かつて、どれくらいの人口を養えるかは、食料とエネルギーの量、つまり田畑や森林面積に大きく依存していた。だが、化石燃料への依存が進むにつれ、その因果関係は薄れ、地域から人材、資源、資金が都市に流入し、中央集権型社会が構築された。
しかし、少子高齢化や人口減少社会の到来で、これまでのような高い経済成長を背景とした食料や石油の輸入は難しくなり、中央集権型の社会構造では立ち行かなくなるとの懸念がある。
このような問題意識を出発点として、国は行財政制度のみならず、エネルギーや食料の供給構造を、地域主権型に転換する「緑の分権改革」を提唱している。この改革では、地域におけるあらゆる資源の活用が期待されており、雪国で厄介者とされている雪も、自給できる資源のひとつとされる。
今回のシンポジウムでは、南魚沼市緑の分権改革推進委員会の委員長を務める山形大学大学院教授 横山氏による基調講演をはじめ、雪を活用した地域おこしや新たな雪冷熱利用の可能性について事例を紹介し、地域のエネルギー自給を目指した雪冷熱の利活用について提案するものである。
 

2.開催時期

   平成22年7月29日(木) 午後1時30分から午後4時まで
 

3.開催場所

村山総合支庁北庁舎 5階 講堂
  村山市楯岡笛田4−5−1 電話0237−47−8614
 

4.内容

(1)基調講演 午後1時35分〜午後2時35分

  • 『自然エネルギーにこだわる訳 * 利雪と融雪 *』
              山形大学大学院 教授 横山孝男 氏
     
 === 休憩 ===

(2)事例発表 午後2時45分〜午後3時45分

  1. 「コンテナ雪室による地域活性化の取組み」(仮題)
         大蔵村 四ヶ村森林活用協議会 代表 石川春雄 氏
  2. 「雪冷熱を利用したイチゴの栽培技術」(仮題)
         置賜産地研究室 開発研究専門員 鈴木勝治 氏
  3. 「雪室を利用した籾乾燥試験」(仮題)
         山形大学大学院 修士課程2年 東浩之 

(3)質疑応答 午後3時45分〜午後3時55分

 

5.参加申込み

  参加申込書(PDF45KB)により、7月22日(木)まで下記の事務局あてお申込みください。
 

6.申込み及び問い合わせ先

    〒995-0024 村山市楯岡笛田4−5−1
やまがたゆきみらい推進機構事務局(村山総合支庁北村山総務課内)
電話 0237-47-8614   ファクシミリ 0237-55-5236   電子メール
 

 

 

 


 
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