@やまがたゆきみらいシンポジウムの開催
北村山管内で取り組んでいる克雪、利雪などの事例を中心に発表し、先進的、具体的な雪対策の事例を県民に啓発。
第1回(総会後の記念講演)
・時期:平成20年5月28日(水)
・場所:村山総合支庁本庁舎 402会議室
◇記念講演
「自走式除雪ロボットへの取り組み」
山形大学大学院理工学研究科 教授 水戸部和久氏
参加者 約90名
第2回(雪の市民会議☆やまがたin尾花沢と共催)
・時期:平成21年7月4日(金)
・場所:尾花沢市 文化体育施設 サルナート
◇基調講演
1)「利雪への取組みの現状と展望(尾花沢市・舟形町)」
山形大学大学院理工学研究科 教授 横山孝男氏
2)「環境サミットと利雪の融和」
室蘭工業大学 教授 媚山政良氏
参加者 約300名
第3回
・時期:平成20年12月5日(金)
・場所:村山総合支庁北庁舎 講堂
◇基調講演
「『越後雪かき道場』について」
長岡技術科学大学 准教授 上村靖司氏
◇事例発表
1)長井市発!地域ボランティア&NPO法人の除雪支援の取組みについて
長井市清水地区安全推進連絡協議会 廣谷行治氏
NPO法人さわやかサービス 理事 渡部幸夫氏
2)尾花沢市社会福祉協議会の除雪支援の取組みについて
社会福祉法人尾花沢市社会福祉協議会 事務局長 沼澤一夫氏
参加者 約100名
第4回
・時期:平成21年3月19日(木)
・場所:村山総合支庁北庁舎 講堂
◇基調講演
「山形における産学官民連携」
山形大学工学部長 大場好弘氏
◇表彰
- こどもゆきみらいコンセプション
- やまがたゆきみらい大賞
◇事例発表
1)雪室貯蔵による日本酒の熟成過程に関する調査研究結果について
山形大学大学院理工学研究科 准教授 野田博行氏
2)「みちのく雪かき道場’09」の事例報告について
村山市山の内地域づくり協議会 事務局長 井上貴博氏
3)今年度における専門部会(屋根・宅地内雪処理、利雪)の活動報告について
村山総合支庁 雪プロジェクト推進専門員 西塚祐司
参加者 約90名
A雪サロンの開催
会員による克雪、利雪などの取組事例などをスピーチ形式で発表し、参加者を含めたオープンな討議の場として、今後の事業展開へのヒントを探る。
・時期:平成20年7月23日(水)
・場所:村山総合支庁北庁舎 204会議室
◇会員スピーチ
「ウンノハウスにおける雪国仕様住宅への取り組み」
株式会社ウンノハウス 商品開発担当取締役部長 樋口金一郎氏
商品開発担当主任 安食貴弘氏
◇結果報告
1)北村山地域 雪対策アンケート調査の結果について
村山総合支庁 雪プロジェクト推進主査 小松健
2)融雪槽実証試験の概要について
村山総合支庁 雪プロジェクト推進専門員 西塚祐司
参加者 約30名
B融雪機器実証試験事業の検証
北村山管内の市町の公共施設を対象に、実施している融雪槽の実証試験の検証を実施。
住宅密集地の宅地内雪処理に有効な融雪機器である融雪槽について、普及拡大を図るため、産学官民による性能向上とコスト削減の実証研究及び啓発を行った。
平成21年度は新たに2カ所を追加して、計5カ所の公共施設に設置した融雪槽の実証試験の検証を実施。
◇ 設置場所
- ・村山市 袖崎地区市民センター駐車場
・尾花沢市 市役所駐車場
・東根市 東根市商工会駐車場
・寒河江市 市役所駐輪場脇(新規)
・村山市 楯岡地区市民センター玄関脇(新規)
◇ 観測期間 平成20年12月〜平成21年2月
◇ 協力 株式会社カゲサワ 大仁株式会社
C雪かき道場の開催
◇みちのく雪かき道場’09
屋根や宅地内の雪処理は自助または地域内での対応が基本だが、少子・高齢化を背景に、豪雪の際には地域外からの応援や協力に頼らざるを得ない。平時の時こそ、雪かきの知識と技術を伝承しながら、雪処理の担い手を育成するとともに、地域住民との顔の見える関係を図るため、雪かき道場を開催した。
・時期:平成21年1月23日(金)〜24日(土)
・場所:村山市旧山の内小学校
・参加者:県内外から16名
1日目は、オリエンテーションの後、座学で安全な除雪作業に必要な知識を学んだ。夜は山の内地区の郷土料理を囲みながら、地元住民との交流会を開催した。
2日目は、「雪かき健康体操」の後、屋外でカンジキの履き方、スコップやスノーダンプの使い方を基礎から学び、午後からは地区内の高齢者宅で、雪かきを実践。
◇雪かき塾
村山市楯岡地区で楯岡中学校1学年の生徒らによる除雪ボランティア活動に対し、尾花沢市宮沢地区雪プロジェクトチームのメンバーが除雪技術指導を行った。
・時期:平成21年2月28日(土)
・場所:村山市楯岡地内
・参加者:村山市立楯岡中学校1年17名
D官民協働除排雪
村山市袖崎地区、河島山地区で実施を予定していたが、少雪のため中止。村山市袖崎、河島山及び尾花沢市五十沢の3地区で覚書締結。